河川、砂防及び海岸・海洋
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平成13年12月6日の思い出
過去に受験した建設(河川砂防及び海岸海洋)の口頭試験の時の記録メモです。何かの参考に。。

H13.12.6 渋谷フォーラムエイト
向かって右側の試験官Aは、学者風、向かって左側の試験官Bは、どこかでみたことのある学者風。試験官が遅刻したことから、30分遅れの試験となりました。
=============はじまり============
試験官A・B>それでは、口頭試験をはじめます。(礼をされたので、こちらもつられて同じく礼をする。)

試験官A>まずあなたが現在行っている業務について、説明してください。
私>はい。現在、転職いたしまして、砂防事業だけでなく、地質・土質調査を担当しております。(試験官A・Bとも履歴書をみる)

試験官A>技術士を受験しようと思った動機はなんですか?
私>まず、建設コンサルタント会社へ入社した段階での一つの目標でありました。社内外に対し、いままで以上に信頼度を増したいのも理由の一つであります。(声がうまくでなくて、ぎこちない)

試験官A>理由の一つということは、他にもあるのですか?
私>(一寸間を置いて)そうですね、管理技術者としてより多くの仕事をしたいことも理由ですし、第三者からの客観的な評価を得たいというのも理由です。
(まだちょっと話し方がぎこちない。試験官Aが何かを記入している様子。)

試験官A>技術士を取得したことで、どのように変わりますか?
(変化球がきたので、少し戸惑う)
私>はい、社内的に評価が変わってくるとおもいます。社外からの評価もかわります。
(相手は、あまり反応しない)

試験官A>業務経歴を見させていただきました。いままでこれはよくできたと思われる業務はなんですか>
私>(失敗例では、設計でのダム軸変更の手戻りを用意していたのですが、成功例はあまり記憶にない・・)
はい、今回筆記試験で書きました基準雨量は、非常に評価を得ているとおもいます。ただし、問題や課題もおおいですけど・・。(ちょっと歯切れが悪い)。

試験官A>経験論文のなかで、土石流対策の話をかかれていますね。これについて、少し興味があるのですが、土石流停止勾配等の研究は、京大でも研究されていますけど、このあたりと何か違いはありましたか、ちょっと説明してもらえますか?
私> はい、○○県では、河床勾配が10度よりも急な渓流においてのみ土石流対策を適応しているのですが、これは昭和○年災害のデータから決められています。それよりもゆるいところまで土石流が流れていますから、昭和○年災害以降のデータを計測することで停止勾配がわかりまして、やはり京大との結果と同じように2度3度のところでとまっておりました。(京大かは、わからないが、土石流停止勾配の研究と理解して答えた)
(Aがなるほどとうなずく。)

試験官A>大規模地震直後の警戒避難基準雨量の検討を経験でかかれています。このなかで、苦労した点はなんですか?
私>はい、降雨指標の取り方に悩みました。これは、時間雨量と連続雨量からの降雨指標により検討いたしました。それと、雨が降っていなくても崖崩れが発生していましたので、これを解決するのに悩みました。これにつきましては、余震との関係をしらべて、タイミングがあっていたので、余震のしわざと考えました。
(Aがまたうなずく、Bはず~と下を向いている。)

試験官A>基準雨量の検討で、前期降雨の話と、地形地質との関係について、どのように考えましたか?
私>(実際の質問ではA氏の解説が長く、質問の論点がわかりにくくなったので少し困った。とりあえず答えやすいものから考えてみた)。はい、・・・(少し間がある)・・・、地形地質の話から説明いたしますと、基本的に基準雨量の運用では地形地質のことまで考慮して運用するのが最適だとおもいます。今回も××県のように地形地質ごとに基準雨量を検討しようとも思ったのですが、ここの場合は、地質的には全域に花崗岩が広がっている地域で、崩壊した場所も花崗岩でした。勾配としては、裏山が小規模にバサッと崩れた程度ですので、あまり細かく見る必要がないと考えました。ですから、全域で同じ基準雨量を設定することにしました。
(Aがうんうんとうなずく)
私>それと、もう一つは………え~っと?

試験官A>前期降雨の話です。
(これは、この業務の本質の部分で、テクニカルな話にすると突っ込まれるので、どうしよう・・・)
私>はい、もちろん土石流手法のように、前期実効雨量を考慮しようとも思ったのですが(思っていないのですが・・)、○○県では雨量計テレメータがまだ整備されていませんでしたので、複雑な計算を必要とする降雨は使えないと判断しました。それで、連続雨量をつかいました。(答案とは違うが、さらりと話すと、Aがうなずく)

試験官A>今後の課題として、どのようなことが大切ですか?
私> はい、他の手法との比較検討等を行うことが必要だと思います。それと、短時間降雨予測等も必要だと思います。最近精度がよくなっていますから・・・。
(試験官Aがうなずく)

試験官A>住民への情報提供で、どのようなことが重要ですか?
私>はい、住民に土砂災害のことをよく理解していただく努力が必要です。それと、わかりやすいことが重要だとおもいます。

試験官A>それだけですか?
素早さも必要だとおもいます。
(試験官Aがうんとうなずく)

試験官A>情報提供では、どうすればよいですか?
(ちょっと返答に困った…・)
私>う~ん、難しい問題ですね。たとえば、地方へいきますと、消防団(水防団と言ったかも)などの活動が活発ですから、そのような制度を活用するもの重要だとおもいます。それと、勉強会等をするのもいいとおもいます。このような地道なことになるとおもいます。

試験官A>そうそう、あまり知られていないのですが、消防団(水防団?)というのは、日本最大のボランテイアだそうですね。あなたは論文の課題で砂防ボランテイアのことをかかれていましたが、その砂防ボランテイアって、消防団(水防団?)をイメージされて作られたらしいですね。(活き活きとAが話している)。
あなたはご存知でしたか?
私>はい、あまり具体的なことは知らなかったのですが、文字のイメージでそうだろうとおもいます。(話をあわせた…笑)
(Aがうんうんとうなずく。Bが動き出す)

試験官B>それでは、次は私から質問します。あなたからみて、若手への指導方法、上司との接し方は、どのような感じですか?
私>はい、若手に対しては、現場をよくみるようにいっています。マニュアルや指針には書かれていないような現象が起こっていることがよくあると・・。今回の基準雨量でも、災害個所を全てまわったのですが、若手を使って、地質の風化状況などを詳しく調査するように指示をしました(自然とウソをついてしまった)。
(A・Bともうなずく)

試験官B>公益確保と資質向上のことについて、どのようになりましたか?
私>はい、え~と、今年から法律の改正で、2つの責務が追加されましたが、このことでしょうか?

試験官B>はいそうです。条文に書かれていることではなくて、倫理規定に書かれている4項目のことでも…。
(4項目?。よくわからないので、条文をチョットアレンジしよう。)
私>はい。(一寸間を置き)。公共の安全…、環境の保全…を守る必要があります。
(かなりたどたどしい)

試験官B>どのようにお考えですか?
私>はい。技術者は、あらかじめ考えられる危険や問題を予測すべきであって、それらを事前に回避する必要があるとおもいます。
(ピントがずれているのを承知で話す。Bがうなずいたから、まあ、いいか)
試験官B>資質の向上で、業務以外で、どのようにしたいですか?
(業務以外でというところに引っ掛かり)
私>業務以外ですか?

試験官B>はい。業務以外です。
私>私は、学生の頃に火山の研究をしておりまして、今、その火山の麓に住んでおります。ですから、10年ぶりに、火山の研究をしていきたいと考えています。母校の大学とも近くなりましたし…。(また自然とウソをついてしまった)

試験官B>業務以外で?。休みをけずられて?。失礼ですけど、なにか過去に学会発表や論文等はだされたことがございますか?
私>はい。学生の頃の研究テーマのの火砕流について、平成6年に第四紀という雑誌へ投稿したのみでございます。
(試験官A・Bが大きくうなずく)

試験官B>国際化に向けて、英会話等の勉強等はしたことありますか?
私>え~と、あっ!、昔、英会話教室へ通ったことがありましたが、業務との両立が無理だと判断しまして、やめましたので、現在はやっておりません。

試験官B>そうですか。業務も忙しいでしょうしね~。
試験官B>部下へは、どのような指導をしていますか?
(前もって想定問題で準備していた)
はい。私は、部下に対し、どんどん客先に出て、叩かれろ!といっています。変な言い方かもしれませんが、怒られることによって、自分で勉強するからです。

試験官B>(Bがニヤリと笑う)。ということは、他人に教育をまかせるということですか?
私>(やばい)。いえいえ、勿論、技術的な指導は致しますが、そのような指導だけでは学べないようなことについて、社会勉強ということで、・・、世の中は広いですから・・。(笑いながら、手を大きく広げ、ごまかす)
それと、細かいところにとわられずに、大きな流れでフレームを持てといっております。これは、私の上司からよく言われておりましたことで、これを今、一応、信じております。(やばい、“一応”という口癖がでた)。ですから、これを部下へ言っております。
試験官B>なるほど。それでは、最近情報公開のことがよく言われていますが、守秘義務との関係は、どのようにお考えですか?
私>はい。最近、HP等でもよく情報公開がされておりますが、このようなものについては、誰でもわかるという意味で守秘義務にあたらないとおもいます。業務をおこなう上で、その担当者だけが知り得る事柄については、守秘義務の必要があるとおもいます。
(試験官ABが大きくうなずく)
試験官A>それでは、口頭試験をおわります。(礼をされた)
===========おわり===============
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コメント
この記事へのコメント
私も面接試験の直後にやりとりをデーターにしました。私も答えがちぐはぐになりましたが、一点それはオリジナルですか?の質問にはいと答え説明したことがよかったと思います。失敗例も用意しておきました。事前情報どうり、失敗例を聞かれました。ポイントは、いろいろあるでしょうが、業務をどう俯瞰的に判断しているかなんでしょうね。
2008/02/21(木) 20:59:03 | URL | 尚草紙 #-[ 編集]
やはり、やりとりは記念に残したほうがいいですね。客観的にみると、後から色々と勉強になりますし。
2008/02/22(金) 12:32:56 | URL | エフさん #-[ 編集]
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