河川、砂防及び海岸・海洋
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浚渫窪地
そういえば、今年は、流砂系の問題が出題されませんでしたね。
だから、来年は、流砂系が出る可能性が高と思われます。

ところで最近の私は、浚渫窪地の問題に興味があります。
日本各地には、干拓地を増やすために、浚渫窪地が沢山存在しています。
その浚渫窪地の周辺には、生態系が豊かなのですが、窪地の中は、底質がヘドロ化し、魚介類が生息できない死の世界となっています。DOが1以下。
数年前に、NHKのサイエンスゼロでも、この問題を取り上げていました。
このような、浚渫窪地を埋め戻せば、生態系が再生されることは、各方面の研究者が証明しています。

その一方で、これからの財政難の時代では、砂防ダムが満砂状態のために、除石することで機能回復させるといった考え方が主流になりそうです。砂防ダムを新規に1基造るよりも、既設ダムを1基除石するほうが、合理的だと思えるからです。
ところで、除石された土砂は、人工的に汚染されていない良好な砂礫です。しかし、この除石された土砂の一部は、もったいないことに残土処分されることもあるそうです。
できれば、このような余分な土砂を、浚渫窪地へ補填してほしいものです。そうすれば、生態系が相当回復し、魚介類の漁獲量が増えるはずだと思われます。
もちろん、急激に底質環境を変えると、インパクトがあるので、色々と議論をしないといけませんけどね。

このように、砂防ダムで除石された土砂を残土処分するのではなく、必要とされている地域に移すのは、流砂系の概念になりますし、循環型社会に適合しているような気がします。
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